リチウムイオンバッテリー 16650を買いました。
LEDフラッシュライトの電源
CR123A仕様のLEDフラッシュライト(懐中電灯)を何本か持っていますが、リチウム電池のCR123Aは少々高め。
単3形電池なんかはほとんどがエネループなどにしているので、使い捨ての電池はあまり使いたくないです。
一時期LEDフラッシュライトに興味があっていくつか買っていましたが、そのいくつかはCR123Aを利用するもの。
CR123Aはカメラ用電池となっていて、今のカメラはデジタルカメラが普通になってきているし、それぞれのデジカメ専用のリチウムイオン充電池が主な電源になってしまっていて…元々高めだったCR123Aが更に高価になってきています。
(そのうち入手できなくなるかも?)
リチウムイオンバッテリー18650
1年くらい前にフラッシュライト関連で、ちらちらと見掛ける『18650』なるリチウムイオンバッテリーって何だろう?って調べたことがあったけど、これらを利用する製品は持っていなかったので、調べるだけで終わり(実は使っているノートPCのバッテリーの中に入ってるんだろうなぁ~と思いつつ^^;)。
ちょっと調べた限りでも「保護回路」の有無とか、18650の場合は"18"が直径18mm。"650"の部分は長さが65mmということになっているものの…65mmに保護回路ありになると68mm位になるとか。単3形電池みたいにどこのメーカーのものでもちゃんと収まる…ということがないらしい。
まっ。エネループなどの充電池はマンガン電池よりちょっと太めとか。エネループでも高容量タイプだと更に太めになってしまっていたり。と、若干厳密さから外れるのだけど、製品毎のばらつきはそれほどないはず。
と、18650系は不確定要素抜群と知って興味が薄れました。
結局、調べて記憶したキーワードは「危険」、「サイズ不揃い」、「容量詐称」って感じでしょうか。
CR123Aの代わりを調査
CR123Aのサイズは、直径約16.5mm×長さ約34.5mm。
再度調べてみると18650は…直径18.5mm×長さ67.7mm 。CR123Aより完璧に太いです。CR123A×2本の長さの方が少し長いですが、この長さだけは誤差の範囲といえるかもしれません。。
更に調べると「16340」がCR123A相当との情報。しかし、「16340」は長さ35.6mm。2本だと71.2mm。かなり長い。入ったとしてもフタが閉まらない?
そこに厚さ2mmとかの保護回路が加わるともっと長くなるので…CR123A×2本のフラッシュライトには使えそうもない。
それに、リチウム電池は3.0Vで2本直列だと6.0V。16340の場合は3.7V。2本直列だと7.4V。電圧が高いので仮にフラッシュライトに収まったとしてもLEDや基板の焼損も気になるのでちょっと無理?
前回は興味半分だったけど、今回はCR123Aを割高だけど買う?みたいな理由があったので、更に調べました。
18650と長さが同じで少し細い「16650」だと長さは概ねCR123A×2本相当とか。。。
仕様を見ると太さはOKだし。長さも概ねOK。
ネットで16340と16650を調べてみると…CR123Aの代替品として16340が上がっていたけれど、CR123A×2本の場合は16650が良さそうでした。
そもそも複数を直列にして使用するのはあまり推奨されないとか。
16340を使用しているユーザーさんのブログで、ある程度使ったら16340の順番を入れ替えているとか。
CR123A×2本とはサイズや電圧などが異なるのでフラッシュライトには負担になるかもしれない。逆に1本だと3.7Vなので暗くなるとか。
そうこうしているうちにAmazonで
【SureFire互換 KEEPPOWER 16650 2500mAh バッテリー】電池ケース付属 SANYO(パナソニックエナジー)製Cell+SEIKO製PCB 保護回路搭載 リチウムイオンバッテリー
なんてのを見つけました。
SureFire互換とか書かれてるじゃないですか。それなら完璧?
しかも2500mAhなんて、ひと昔前の18650の容量だし。まっ。1本1,500円ほどと高いように思えますが…国内メーカーのCR123A×2本だと800円位で使い捨てと考えると…要充電器な点を考えると初期投資はかなり大きくなりますが、ランニングコストは段違い。
まぁ~だから単3形×2本とか単4形×3本のフラッシュライトが普段使用になっているのだけど…CR123Aを使用するフラッシュライトを数えると5本持ってます。CR123A×2本使用するものは4本ですね。これだけあると…もっとちゃんと調べないと。
充電器を持っていたら、今後18650仕様のフラッシュライトを購入する際の敷居も下がります♪
16650 + 充電器 を 実際に買ってみました。
充電器は『XTARのVC2 Plus』
よりコンパクトで、より急速充電(0.5A/1.0A/2.0A)できる薄型の新製品が出ているようですが、基本的に持ち歩く予定はないのでLCD画面表示は必要と思って新製品はパス。
VC2 Plusでも 1.0A 充電じゃなくて、0.5A での充電を基本と考えています。
XTARのVC2はAmazonで約2千円。
リチウムイオンバッテリー 16650
16650はKEEPPOWERの2500mAhの製品。目的のフラッシュライトで使えた場合と使えなかった場合を考えて、お試しで1本か2本と考えていたのだけど、Amazonで見掛けたのは2本セットだったので、こちらを購入。
ただ…確認不足で数量2で注文してしまったようで、Amazonから届いた箱を開けたら 「KEEPPOWER 16650 2500mAh バッテリー」の箱が2つ入っていて…合計4本手元にある状態になりました。
これは使わないと。。。と思うけど、実際にフラッシュライトをばんばん点灯する機会ってそうそうないんですよね。
充電器にセットしてみると概ね60~80%充電されている状態でした。
それから、「ケース付き」とか気にしてなかったのだけど、ケース付きの方がいいですね。
手持ちのCR123A仕様のフラッシュライトで使えるか
「CR123A×2本」を使用するフラッシュライトに「16650」を入れてみました。
結果は…SureFireの製品は1つしか持っていませんが、SureFireには入りませんでした。
結果は以下の通り。
- SureFire L2 × (太さが問題で入らない)
- GENTOS SF-301 ○
- GENTOS SF-552X3 ○
GENTOSのSuperFire SF-301と同SF-552X3には余裕で入りました。
AmazonのレビューにSF-301で使えなかったというのを見掛けたような気がしましたが…GENTOSの製品は全部OKなのかもしれません。
また、同じ16650でもメーカーによって太さが異なるって話もあるし、ロットで違うかもしれないから安心しきってはいけないのでしょうけど。。
それから実際に点灯させてみると、SF-301は若干CR123A使用時より暗いように感じましたが、気のせいかもしれません。
XF-552Xの方の明るさは必要十分。CR123A使用時も少し光度を落としていましたし。
まとめ
CR123A×2本使用するフラッシュライトの電源としてリチウムイオンバッテリー16650は使える。
但し、製品によっては径が合わずに電池が入らない。皮膜を剥げば入りそうだが、剥がさないようにとの注意書きがあるのでその場合は自己責任。
自分は下手なことはしないこととしました。
16650の入らないフラッシュライト用には、素直にCR123Aを使うことにします(今のところ)。
それにしても、
【SureFire互換 KEEPPOWER 16650 2500mAh バッテリー】
がSureFireに使えなかったのは残念。
いい背中押しになってくれましたが。